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【2026年最新】バーチャルオフィス比較|5回審査落ちした私が選んだ3社

「また落ちた」——5社目の通知を見た日のこと

正直に言う。

5回目の審査落ちの通知がスマホに届いたとき、私はカフェにいた。

画面を見つめる手が、少し震えていた。隣のテーブルで仕事をしている人に気づかれていないか、それが気になった。自分でも情けないと思った。

「バーチャルオフィスで法人登記」なんて、今どき珍しくもない。なのに、なぜ私だけ通らないのか。

事業計画書は3回書き直した。ホームページも作り込んだ。電話で「何が足りないんですか」と食い下がったこともある。でも、返ってくるのは「総合的な判断により」という定型文だけだった。

あのとき、私は気づいていなかった。

問題は「私」ではなく「住所」だったことを。


結論:銀行との提携実績がある会社を選べ

先に結論を書く。

私が最終的に口座開設できたのは、銀行との提携制度を持つバーチャルオフィスに切り替えてからだった。

料金の安さだけで選んでいた頃の私に言いたい。「住所」は単なる郵便の届け先ではない。銀行から見れば、あなたの信用そのものだ。

以下、私が実際に使った、または検討した3社を比較する。

サービス名法人口座開設のしやすさ特徴月額目安
レゾナンス銀行紹介制度ありコスパ重視990円〜
ユナイテッドオフィス士業利用者多数一等地住所2,310円〜
アントレサロン自治体認定で許認可に強い創業支援11,000円〜

レゾナンス——私が最終的に選んだ理由

結論から言えば、私はレゾナンスで口座開設に成功した。

なぜレゾナンスだったのか

決め手は「銀行紹介制度」だった。

GMOあおぞらネット銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行などへの専用紹介がある。私はこの紹介経由でGMOあおぞらに申し込み、7日後に口座が開設された。

5回落ち続けた私が、だ。

スタッフが常駐しているのも大きかった。銀行から「この住所に本当に事業実態がありますか?」という確認電話が入ったとき、レゾナンスのスタッフが対応してくれた。これがなければ、また落ちていたと思う。

もうひとつの決め手:月額990円という安さ

正直、最初は「安すぎて大丈夫か?」と思った。

でも、都内に5拠点(浜松町・銀座・渋谷・新宿・日本橋)を持ち、10年以上の運営実績がある。安かろう悪かろうではなかった。

私のようにスモールスタートで始める人間には、この価格設定はありがたかった。

正直なデメリット

一方で、住所の「ブランド力」という点では、後述のユナイテッドオフィスに劣る。

青山や銀座の一等地ではあるが、ユナイテッドオフィスほど「老舗の士業御用達」というブランドイメージはない。私のようにまず口座を開けることが最優先の人向けだと思う。

料金と特典

プラン月額初期費用
月1回転送プラン990円〜5,500円
週1回転送プラン1,650円〜5,500円

紹介コード【Tcy-D】を入力すると入会金1,000円OFFになる。私もこれを使った。

※なお、週1転送プラン・年払いの場合は入会金無料キャンペーンを実施していることもある。詳細は公式サイトで確認してほしい。


ユナイテッドオフィス——「住所のブランド」で勝負したい人へ

創業20年、士業に選ばれる理由

ユナイテッドオフィスは、弁護士や会計士など士業の利用者が多いことで知られている。

青山、銀座、渋谷、新宿といった一等地に拠点を持ち、創業から20年以上の実績がある。長く運営しているという事実そのものが、バーチャルオフィス業界では信頼の証になる。

私が選ばなかった理由

実は最初、ユナイテッドオフィスも検討した。

ただ、当時の私は「とにかく口座を開けたい」という状況だった。住所のブランドより、銀行との提携制度を優先した結果、レゾナンスを選んだ。

もし私がコンサルタントや士業で、クライアントに「この住所の人なら信頼できそうだ」と思わせたいなら、ユナイテッドオフィスを選んでいたと思う。

料金

プラン月額初期費用
ベーシック2,310円〜6,600円
スタンダード3,850円〜6,600円

ユナイテッドオフィス公式サイトで詳細を確認する


アントレサロン——許認可・助成金が必要な人の選択肢

自治体認定の「創業支援施設」という強み

アントレサロンは、東京都などの自治体から認定創業支援施設として認められている。

これが何を意味するかというと、古物商許可や旅行業登録など、通常のバーチャルオフィスでは取得困難な許認可も突破できる可能性があるということだ。

また、登録免許税の減免や、自治体の融資制度を受けやすくなるといったメリットもある。

私が選ばなかった理由

月額11,000円〜という料金は、3社の中で最も高い。

私の事業は許認可が不要だったので、ここまでの投資は必要なかった。ただ、もし古物商やリサイクルショップを始めるなら、最初からアントレサロンを選んでいたと思う。

料金

プラン月額初期費用
バーチャル会員11,000円〜33,000円
シェアデスク会員27,500円〜33,000円

アントレサロン公式サイトで詳細を確認する


用途別:あなたに合うのはどこか

迷っている人のために、私なりの判断基準を書いておく。

「まず法人口座を開けたい」「コストを抑えたい」
→ レゾナンス。銀行紹介制度と月額990円〜という価格が決め手になる。

「士業やコンサルで、住所のブランドが重要」
→ ユナイテッドオフィス。一等地の住所と20年の実績。

「古物商や旅行業など、許認可が必要」
→ アントレサロン。行政認定という裏付けは他では得られない。


契約前に確認すべきこと

どこを選ぶにしても、以下は必ずチェックしてほしい。私が5回落ちた経験から学んだことだ。

  1. スタッフ常駐の有無——銀行からの電話確認に対応できるか
  2. 過去の犯罪利用歴——「住所名 + 詐欺」で検索してみる
  3. 郵便物の転送頻度と料金——週1回か月1回か
  4. 固定電話番号の取得可否——03や06番号があると信頼度が上がる
  5. 最低契約期間と解約条件——途中解約の違約金はあるか
  6. 法人登記の可否——本店登記か支店登記のみか
  7. 銀行口座開設の実績——公式サイトや口コミで確認

よくある質問

Q. 複数のバーチャルオフィスに同時に申し込んでもいい?

おすすめしない。短期間に複数申し込むと、「どこにも相手にされていない事業者」という印象を与えかねない。私も最初はそれをやって、余計に状況を悪化させた。

Q. 一度落ちた銀行に再申し込みできる?

できる。ただし、すぐに申し込んでも結果は同じだった。私の場合、半年ほど空けて、その間に取引実績を作り、ウェブサイトをリニューアルしてから再挑戦した。

Q. 資本金はいくらあれば有利?

法律上は1円から設立できるが、あまりに少額だと事業の継続性を疑われる。私の感覚では、最低でも数十万円〜100万円程度(3ヶ月分の運転資金相当)があると安心だと思う。


まとめ:「住所」は事業の土台だった

振り返れば、5回の審査落ちは高い授業料だった。

数千円をケチった結果、数ヶ月を無駄にした。その間に逃したビジネスチャンスがいくらあったか、考えたくもない。

正直、もう一度落ちていたら、起業そのものを諦めていたかもしれない。

だからこそ、これから始める人には同じ思いをしてほしくない。

住所は「場所」ではなく、銀行や取引先から見たあなたの信用だ。

最初の一歩を間違えないでほしい。


【免責事項】
本記事は筆者の実体験に基づく情報提供であり、特定の金融機関での口座開設を保証するものではありません。審査基準は各銀行の規定によります。各バーチャルオフィスの料金・サービス内容は2026年1月時点の情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。